帯状疱疹後の痛み

千葉県館山市にあるメルスィ鍼灸治療院での帯状疱疹後神経痛（PHN）に対し鍼灸は、鎮痛作用による痛み緩和、傷ついた神経の修復促進、自律神経バランス調整、免疫力向上などを目指し、有効な治療法とされています。

患部周辺や神経の走行に鍼を刺したり、微弱電流を流したり（鍼通電療法）、お灸で温めたりして、血流改善や神経の興奮抑制を図り、症状の緩和と自然治癒力を高めます。


特に発症初期からの施術や、体質に合わせた全身調整を行うことで、より効果が期待できます。


鍼灸治療の主な効果と作用
鎮痛作用: 脳内の鎮痛物質（モルヒネ様物質）の分泌を促し、痛みの閾値を上げて痛みを軽減します。


神経修復の促進: 傷ついた神経の周囲に鍼をすることで血流を改善し、神経組織の回復を助けます。微弱電流を流すことで修復を早めることも期待できます。


血流改善・筋緊張緩和: 患部や関連する筋肉に鍼やお灸（温灸）を施し、血行を促進して神経への圧迫を和らげます。


自律神経の調整: 免疫力低下やストレスが背景にあることが多いため、自律神経を整えるツボ（百会、足三里など）にも施術し、心身のリラックスを促します。


免疫力向上: 身体全体の自然治癒力を高め、再発しにくい体質を目指します。


具体的な施術内容
局所へのアプローチ: 痛みのある部位、神経の走行に沿って鍼をします。神経の根元（背骨付近）にもアプローチすることがあります。


鍼通電療法: 鍼に微弱な電気を流し、鎮痛効果を高めます。


全身調整: 疲労回復、免疫力、自律神経バランスを整えるため、腹部や四肢（足三里、合谷など）のツボを使います。


温灸: 患部周辺や背中などを温め、血流を促します。


施術のポイント
早期施術: 帯状疱疹の初期段階から施術を開始すると、より効果的で回復が早いとされています。


体質改善: 薬だけでは難しい免疫力向上や自律神経の調整を、鍼灸は得意としています。


「帯状疱疹後神経痛」の鍼灸治療においては、多くの効果を報告しており、西洋医学的治療で改善がみられない方や、根本的な改善を目指したい方からの相談を歓迎しています。

ぜひお気軽に当院にご相談ください。