千葉県館山市のメルスィ鍼灸治療院では胃下垂・胃酸過多に対する鍼灸治療を行っております。

胃下垂・胃酸過多でお悩みの方へ

食後に胃が重く感じる、すぐにお腹が張る、空腹時に胃がキリキリ痛む、胸やけや酸っぱいものがこみ上げてくる。
このような症状が続いている場合、胃下垂や胃酸過多が関係していることがあります。
はっきりとした病変が見つからず、「体質だから仕方ない」と言われ、不調を抱えたまま過ごしている方も少なくありません。

胃下垂と胃酸過多が起こる背景

胃下垂は、胃を支える筋力や内臓全体の位置関係が弱まり、胃が本来より下がった状態です。
その結果、胃の働きが低下し、消化に時間がかかることで、もたれや不快感が起こりやすくなります。

一方、胃酸過多は、胃酸の分泌が過剰になり、胃の粘膜を刺激してしまう状態です。
精神的な緊張やストレス、不規則な生活習慣が引き金となることも多く、胃下垂と併発するケースもみられます。

鍼灸治療が胃の働きに与える影響

鍼灸治療では、胃そのものだけでなく、胃の働きをコントロールしている自律神経の調整を重視します。
胃の緊張をゆるめ、血流を改善することで、消化運動がスムーズになり、胃酸分泌のバランスも整いやすくなります。
お腹や背中、手足のツボを用い、身体全体の巡りを整えていきます。

東洋医学からみた胃下垂・胃酸過多

東洋医学では、胃下垂や胃酸過多は「脾胃の虚弱」を土台に、「肝」の影響が加わることで起こると考えます。
脾胃の力が弱まると、食べ物をうまく運び上げる力が不足し、胃が下がりやすくなります。
そこにストレスが重なると、肝の働きが乱れ、胃の動きや胃酸分泌が過剰になり、不快な症状として現れます。
当院では、この体質的なバランスを整えることを大切にしています。

施術の進め方と特徴

施術では、胃の状態だけでなく、姿勢や呼吸の浅さ、全身の緊張状態も確認します。
内臓を支える力を高めるために、腹部や下肢のツボを中心に調整し、胃が本来の位置で働きやすい環境を整えます。
刺激はやさしく、継続しやすい施術を心がけています。

鍼灸治療で期待できる変化

施術を重ねることで、食後の胃もたれや胸やけが軽減し、食事が楽に感じられるようになる方が多くいらっしゃいます。
胃の不快感が減ることで、気持ちの緊張がやわらぎ、全身の調子が整ってくることも期待できます。

症状だけでなく、体質そのものが安定していくことを目指します。

胃下垂や胃酸過多は、身体の弱りやストレスが重なって表れているサインでもあります。
丁寧に整えていくことで、胃は本来の働きを取り戻していきます。

ぜひお気軽に当院にご相談ください。