千葉県館山市のメルスィ鍼灸治療院では痔疾に対する鍼灸治療を行っております。

痔でお悩みの方へ

痔は人に相談しづらく、我慢しながら過ごしている方がとても多い症状です。
排便時の痛みや出血、違和感が続くことで、日常生活に大きなストレスを感じている方も少なくありません。
「年齢のせい」「体質だから仕方ない」と諦めてしまう前に、身体の内側から整える方法があります。

痔が起こりやすくなる背景

痔疾は、肛門周囲の血流障害やうっ血、筋肉の緊張によって起こりやすくなります。
長時間の座り姿勢、排便時のいきみ、慢性的な便秘や下痢、冷えや運動不足などが重なることで、肛門周囲に負担が集中します。
さらに、精神的な緊張やストレスも、血流を滞らせる大きな要因となります。

鍼灸治療が痔に働きかける仕組み

鍼灸治療では、患部だけに刺激を与えるのではなく、骨盤周囲や下半身の血流を改善し、自然な排泄が行える状態へと整えていきます。
血行が促されることで、腫れや痛みが和らぎ、肛門周囲の回復力が高まります。
同時に自律神経のバランスを整えることで、排便時の緊張やいきみを減らすことを目指します。

東洋医学からみた痔疾の考え方

東洋医学では、痔は「気血の巡りの滞り」や「下半身への熱のこもり」と深く関係すると考えます。また、消化吸収を担う脾胃の弱りや、ストレスによる肝の緊張が続くことで、排便リズムが乱れ、痔が悪化しやすくなります。
当院では体質や生活習慣を丁寧にうかがい、その方に合った整え方を大切にしています。

施術の特徴とアプローチ

施術では、肛門周囲に直接鍼をするのではなく、腰や骨盤、下肢のツボを用いて血流と神経の調整を行います。
必要に応じて腹部への施術を加え、腸の動きを助け、排便がスムーズになるよう導きます。
刺激はやさしく、安心して受けていただける施術を心がけています。

鍼灸治療で期待できる変化

施術を重ねることで、排便時の痛みや違和感が軽減し、出血が起こりにくくなったと感じる方も多くいらっしゃいます。
便秘や下痢を繰り返していた方が、排便リズムの安定を実感されるケースも少なくありません。

痔だけでなく、腸や全身の調子が整うことも大きな特徴です。

痔疾は、生活習慣や身体の使い方を見直すきっかけにもなります。
我慢を続けるのではなく、身体を労わる一歩として、鍼灸治療を取り入れてみてください。

ぜひお気軽に当院にご相談ください。